おおむら内科・循環器科【JR常磐線 金町駅北口より徒歩3分 東京都葛飾区の内科・循環器内科】
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アレルギー(花粉症など)
 

アレルギー疾患について

食物抗原などのアレルギー物質により目や鼻、耳、皮膚、気管支などに現れるさまざまな症状に対し診断や治療を行います。


当院では下記のアレルギー疾患について診療を行なっております。

● 食べ物アレルギー

一般的に多くのお子様が、普通に食べている食物が、あるお子様の身体には良くない事があります。
食物アレルギーは、「アレルギー反応が関与し、食物に対して過敏な症状を起こす」病気です。

アレルギーを起こす食物(食物抗原)が口から入ると、消化管粘膜内でアレルギー性炎症反応が起きます。その結果、消化管の透過性が亢進し、食物抗原の吸収がさらに促進され、皮膚や気管支でアレルギー症状が現れると考えられています。

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● アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患のひとつです。

乳幼児期に始まることが多く、強いかゆみをともなう湿疹ができ、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性的に経過していきます。これにより生命がおびやかされることはありませんが、激しいかゆみに悩まされるため「イライラする」、「気分が滅入る」といった精神的ストレスが強く、生活の質(QOL= Quality of Life)への影響を十分考慮する必要があります。

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● 気管支喘息

気管支喘息は、空気の通り道である気道が慢性的な炎症で狭くなり、いろいろな刺激をきっかけとして、のどが「ひゅーひゅー」、「ぜーぜー」鳴ったり(喘鳴=ぜんめい)、咳や痰がでて呼吸が苦しくなる病気です。この症状は自然に、または治療により回復しますが、治療や予防を怠ると繰りかえし症状が出ます。

年に数回、軽い喘鳴を起こすだけの場合でも気道には常に炎症があるため、喘息の兆しが見られる段階から、少しでも早く治療することが重症化の阻止や有効な治療につながります。

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● 蕁麻疹

5人に1人が、経験するといわれている比較的頻度の高い皮膚疾患です。

膨疹(ぼうしん)と呼ばれる皮膚の限局性の浮腫(むくみ)と、その周りに赤いところ(紅斑)が急に現れたりします。時間の経過とともに消えていきますが、慢性化すると根治が難しいため早期の診断・治療が欠かせません。

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花粉症

花粉症とは、植物の花粉が、鼻や眼を中心とした粘膜に接触することによって引き起こされるアレルギー症状の総称です。4大症状としてくしゃみ・鼻水・鼻づまり、眼の痒みが挙げられています。主には冬~春にかけておこるスギ、その他ヒノキ、ブタクサによるものですが、挙げられているだけで50種類もの花粉があります。また、スギ花粉症は年々患者数が増加し、1998年と2008年で比較すると、有病率は16.2%から26.5%へと1.6倍に増加しています。

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● アレルギー性結膜炎

眼科に来られる方の花粉症で、一番多いのはアレルギー性結膜炎です。花粉をはじめ、様々な物質に対するアレルギー反応により、目の充血やかゆみが起こる病気です。

日本人のおよそ15~20%、約2,000万人がかかっていると推定されており、近年その患者数はますます増えていると考えられています。

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● アレルギー性結膜炎の種類

「季節性アレルギー性結膜炎」季節に伴う花粉の散布が原因で起こる結膜炎。
「通年性アレルギー性結膜炎」ダニやハウスダストなど1年を通して存在するものが原因となる。
「春季カタル」春から秋にかけて症状が悪化し、時には角膜に潰瘍をつくることが多いため、眼科の受診が必須。10歳前後の男子学童に多い傾向があるが、アトピー性皮膚炎合併例では20歳まで発症することがある。
「巨大乳頭結膜炎」ソフトコンタクトレンズを使っている人にみられる。

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● 症状の症状は?

・目のかゆみ  ・充血  ・涙が出る  ・まぶしい ・ゴロゴロする、異物感
・目やに(涙のようにサラサラした水状のもの)
・目の乾き(ドライアイとアレルギー性結膜炎は同時におこりやすい疾患です。)


※これらの症状から目を掻いてしまい、黒目を傷つけている場合があります。また、瞳の中心に傷が多いと視力低下している場合があり、さらに巨大乳頭結膜炎、春季カタルなどの場合は、重症な角膜潰瘍ができてしまう可能性があり、放置しておけば、角膜移植にまで発展する場合もありますので、是非とも受診をおすすめします。

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● アレルギー性結膜炎の予防

一般的な予防

アレルゲン(花粉やハウスダストなど)に極力触れないようについた花粉は落して室内に入る・・・などなどですが、それで症状が軽くなる…という人はごくわずかで、根本的な解決にはなりません。

  1. マスク・眼鏡(花粉除去用ゴーグル)・帽子を着用する
  2. ついた花粉は落して室内に入る

体質を改善して予防する

これには、自分の免疫のバランスがアレルギー疾患に傾かないようにしていくことが重要です。そのためにできることは、自身の腸内環境を強化させ、腸内細菌のバランスをより良く保つことです(実は乳酸菌などの善玉菌だけでも良くはありません)。ご自身でもできることの中で、日頃から気をつけることは、抗菌グッズの汎用など清潔に対して神経質にならない、発酵食品を意識して食べること、塩素基準の高い水(日本の水道水はこの基準が高いと言われています)はなるべく飲まないこと、などがあります。

  1. 抗菌グッズを汎用しすぎるなど、清潔に神経質にならない。
  2. 発酵食品など意識するなど生活を見直す。
  3. 塩素基準の高い水はなるべく避ける。

これら1~3を中心にアレルギーに強い身体作りをしましょう

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● アレルギー性結膜炎の治療

当院でお渡しできる花粉症の治療薬

点眼液
軟膏
防腐剤によってアレルギーをおこす方がいます。当院では防腐剤が少ないタイプ・もしくは防腐剤なしの点眼液をご用意しています。
内服薬 眠くならないタイプの内服薬をご用意しています。
点鼻薬 即効性のあるものはリバウンドがありおすすめしていません。

● 医療による治療

点眼液(抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤)

花粉などの「抗原」が身体に侵入するために人の身体は防御しようと様々な化学物質(ケミカルメディエイターとも言います)を放出しますが、アレルギーの方はこれらが痒みの原因になってしまいます。これらのうちの一つで良く耳にするのがヒスタミンと言われている化学物質です。これをブロックする薬を抗ヒスタミン剤と言い、その他の化学物質を抑える薬を抗アレルギー剤と総称して読んでいます。

点眼液には防腐剤が入っています。防腐剤はある程度は必要ですが、防腐剤に対してアレルギーや眼障害をおこしてしまう方もいますので、添加がない方がよいです。もし通年ご使用されているもので、ご自身にあったものがございましたらお申し付け下さい。

点鼻薬

即効性があるものはリバウンドも激しくおすすめしませんが、当院でお渡しするものは、鼻水にも鼻づまり両方に効果があります。

内服薬 抗アレルギー剤・抗ヒスタミン剤

眠くならない内服薬をおすすめしていますが、アレルギー症状を抑える薬は人によっては眠くなる…と申される方もいます。通年ご使用されて、ご自身にあったものがございましたらお申し付け下さい。

これら薬剤は症状の強い時には必要です。対症療法といい、症状を緩和させることはできますが、アレルギー体質が改善されるというわけではありません。またこれら薬剤は、急性期のアレルギーを抑えることはできても、慢性的なアレルギーに移行してしまうとすっきり治りません。

そのためにも当院では、薬ばかりに頼らず、正常な免疫システムを構築するための身体作りをお手伝いさせて頂きます。その鍵を握るのは、栄養素と腸内環境です。

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